Child's days memory

更新頻度はムラがあると思ってください。。。

第3回「愛はきらめきの中に」

第1回2回とともに図らずともトラウマ紹介ブログになってしまいました
幼少期の多感な時期に記憶に残る出来事ってやはり「恐怖」が圧倒的に多いんでしょうね
特に私は他の子よりもビビりで泣き虫でしたので殊更そうなのかもしれません

というわけで私のトラウマゲージはまだまだ溢れんばかりに溜まりまくっていますのでそちらは今後も順次解放していくつもりではありますが
今回は3回目にして自身の人生。。。は少し言い過ぎかな、趣味嗜好の形成に多大な影響を与えたといえるであろう音楽についての話をしようと思います




まずですね私音楽がすごく好きです
聴くのはもちろん好きですし歌うのも好き作るのも好きです

音楽の趣味も多岐にわたっておりまして
最新のヒットチャートを賑わすナンバーは一通り抑えつつも邦洋問わずいわゆる懐メロも大好きです


その中でも洋楽に関しては世間一般では80'sと呼ばれる1980年代前後の音楽にとても造詣が深いのです
音楽の枠を飛び越えて世界のポップカルチャーへ多大な影響を与えたマイケル・ジャクソンやマドンナの全盛期と聞くだけで
まさにナウなヤングにバカウケラインナップですね(私はもちろん生まれておりませんが)
80's洋楽のイントロクイズで私の右に出るものは恐らくはいないでしょうどうぞかかってきなさい


それくらい好きな80'sなのですが
好きになった要因は色々あるとは思いますけれども
最も影響を受けたとある番組の1コーナーがありますので今日はそちらを紹介します




その番組とは放送開始の1993年から何度となくマイナーチェンジを加えては現在も尚放送し続けているEテレの長寿番組「天才てれびくん」(以下天てれ)です

内容としては「てれび戦士」と呼ばれるいわゆる子役たちを雛壇にガッツリ集めてバンドやったり川柳詠んだり紙ヒコーキ飛ばしたり裁判したりするわりと何でもありの番組です

メインターゲットはもちろん子どもでしょうけれども当然事務所に所属しているような子役さんたちですので基本的には美男美女です
そういう意味では一緒にご覧になる親御さんやジュニアアイドル青田買いと言わんばかりに飛びつく大きいお友達まで楽しめる番組になっていたと思います

私も女の子みんなかわいいなあと思いながら(ダーブロウ有紗ちゃんかわいい)
なんだかんだで高校入学前くらいまではほぼ毎日(月~木の帯放送だったと思います)欠かさず見ていたと思います


その中でもてれび戦士たちがオリジナルやカバーの楽曲をMVつきで披露するMTK(ミュージックてれびくんの略)という音楽コーナーがあるのですが
これがとても秀逸なんです

カバー曲のバリエーションがかなり豊富で
邦楽でいうと玉置浩二RCサクセションなどのメジャーどころの楽曲なんかもありましたね
見てる当時はオリジナルだと思っていた曲がほとんどカバー楽曲であったことを大人になってから知り少し衝撃を受けたりもしました

そして邦楽だけでなく洋楽のカバーも披露していたんですがこれがまたとてもクオリティが高いんです
それもそのはず
そもそもこのコーナーの楽曲プロデュースはなんとあのゴダイゴタケカワユキヒデさんなのです
洋楽に関しては当然子ども向けに歌詞も日本語に翻訳されるわけですが
原曲の雰囲気は崩さずに
子どもでも理解できるようなわかりやすい訳詞に上手く変換されているのですんなり受け入れることが出来るんですね

楽曲のチョイスも秀逸で
先ほど名前が上がったマイケル・ジャクソンやマドンナをはじめABBAやKISSなどなど誰もが知るビッグネームはもちろん
The B-52'sやアラン・パーソンズ・プロジェクトやM2Mなど思わずそこいく!?と唸る通好みのチョイスまでとにかくバラエティに富んでおります

何を隠そう私が愛してやまないカルチャー・クラブの『カーマは気まぐれ』を初めて聴いたのもこのコーナーでした
しかも歌唱メンバーはてれび戦士ではなく当時MCをしていた山崎邦正さん(笑
意外に甘い歌声が楽曲にしっかりマッチしていてよいと思います



そして洋楽カバーの中でも私が一番好きなのが
本日のタイトルになっております『愛はきらめきの中に』です
メンバー的にも楽曲の出来としても正に最高傑作といってもいいのではないでしょうか

原曲はディスコの定番曲『Staying Alive』などでお馴染みビージーズの『How Deep Is Your Love』(『愛はきらめきの中に』は邦題です)

高音と低音のハーモニーがとても心地がよい楽曲なのですが
これが見事に再現されています
歌唱メンバーも
饗場詩野伊藤俊輔佐久間信子ダーブロウ有紗、モニーク・ローズ、エバンス太郎、熊木翔
という正に当時の歌うまメンバー集結の
アベンジャーズもビックリな豪華さです
当時はもちろん原曲は聴いたことがありませんでしたが
ただただみんなすごいなあと思って見ていました






さあここまでこのコーナー大絶賛してきたのですが
正直他人におすすめは出来ません
なんでかといいますと

簡単にいうと







歌が下手だから










。。。まあ若干語弊のある言い方にはなってしまいましたが
もちろん歌が上手いてれび戦士も一部いるのですが(ジャスミンとか素晴らしいです)
基本的に皆さん歌手ではありませんので
楽曲ごとに歌唱力に非常に大きな差があります
(特にソロで下手だと目も当てられない。。。)
自分自身天てれが好きでてれび戦士一人一人のキャラクターがわかっているからこそ楽しめているわけで

私はMTKのDVD全3巻持っているので今でもたまーに見たりしますが
あの頃そこまで気にしていなかった歌の下手さがすごく気になるんですよ
思い出補正もあるんでしょうね
まあその下手さ含めて愛すべきポイントなので何も問題はないですが

そもそもそういった出来ない部分を含め
てれび戦士の成長を見守るというのが番組のコンセプトなんでしょう




何も知らない人からすると下手くそな歌聴かせるんじゃねえよで終わると思います
なので今から知らない人に布教をしていくつもりはありませんが

このMTKを見て洋楽が好きになりましたって人は結構いるんじゃないかなと思っています




というわけで今日は音楽に関するお話をさせていただきましたが
やはり音楽の話になるととりとめがなくなってしまいますね
今回も書いている途中で何回も話が脱線しそうになり
かなり文章を削りました(笑
更新が遅くなったのはその為です
これからも音楽の話が多くなると思いますが
長文になりすぎないように頑張って抑えますので
目だけでも通してくださいね




最後にひとつだけ

私が数あるMTKの楽曲の中でも一番好きなのは

俵有希子ちゃんの『本日晴天』です

聴くと何故だか元気な気持ちになる一曲です